観測ログ #54|同条件なら価格で決める――ディーラー vs SS、4万円の意味

日々のこと

9月23日(まえがき)
コーティングは“体験談”より“意思決定プロセス”が肝。今回はディーラー系のD社と、ガソリンスタンド運営のN社SS(K社PROSHOP)で完全同条件の見積を突き合わせ、N社SSが4万円強安いという事実からロジックを固めた記録。結論はシンプルだが、土台の確認と段取りを残しておく価値がある。

場所ではなく“体制”が品質を決める

ディーラーであれSSであれ、材料と手順が規格化され、屋内環境と有資格者で施工するなら仕上がりは再現可能。K社のメニュー体系と資格制度は全国標準。同等の等級×同じ下地処理なら、差は主に工賃と運用設計に現れる。

事実の棚卸し(今回の前提)

  • 等級・サイズ判定・下地処理・屋内施工・メンテ頻度など見積の中身は一致
  • 価格差は4万円強でN社SSが安い
  • 車検・整備も一貫してN社に出しており、履歴一元化の利点がある
  • 参照材料:N社SSの資格者・施工時間・実績ログの公開、D社の専用ブース保有メンテパックの打ち出し

判断ロジック(ステップで確定)

ステップ1:規格の担保

K社はメニューと施工手順が公開。同じ等級×同じ下地処理で揃っていれば、価格差の主因は工賃と段取り。

ステップ2:人と環境の担保

K社PROSHOP=有資格者常駐+所定の施工環境が前提。D社側はコーティング専用ブースを明示。人と環境の要件は双方で満たせる。

ステップ3:運用メリットの比較

D社は点検×メンテのワンパッケージが強み。一方で、すでに車検・整備の導線がN社にあるなら、入庫の手間はむしろ統一される。同条件で4万円差が残るなら総合最適はN社SS。

予約時に確認すること

  • 屋内ブース確保/硬化中屋内保管/引き渡し時刻
  • 担当者の指名(可能ならK社1級)
  • 下地処理の明細(鉄粉・水アカ・研磨の有無と範囲)
  • メンテパックの頻度・内容・費用(回数・再施工条件・保証)

運用プラン:整備・車検スケジュールと同期

  • 車検月の前後でメンテを固定化し、入庫回数を最小化
  • 月1の洗車+半年/年1メンテの固定サイクル
  • 施工・メンテ履歴を保管し、次回目安日を予約メモに入れる

スナップ結論

同条件で4万円強の差が残るならN社SSで確定。 品質は体制(人×環境×手順)で担保し、差額は洗車に振り向けるのが合理。

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