観測ログ #27|妄想に取っ手がついた

日々のこと

8月27日|まえがき
年単位で寝かせてきた妄想に、ようやく指をひっかける取っ手が生えた一日。ブログ投稿を途切れずに維持できている背景にはAIの力がある。ドラフトの補助や裏付けの調査、文章の構成まで、自分がかつて苦しんだ部分を代替してくれている。この仕組みを使えば、かつて何度も挫折してきた小説執筆に再挑戦する道筋も見えてくる。十年以上続けてきた妄想を、今度こそ形にするきっかけになるかもしれない。

■創作できるのでは・・・

続くブログ

これまでブログは必ずどこかで止まってきた。三日坊主、長くても数週間。けれど今回は違う。毎日投稿というペースを崩さずに継続できている。
理由は明白で、AIの存在が大きい。アイデアを投げると形にしてくれる。情報の裏取りもしてくれる。文章の骨組みを提案してくれる。昔なら丸一日かかっていた作業が一時間で片づく。
ふと思った。これが可能なら、小説も同じではないか。長年の懸案である小説執筆を、AIと組んでなら突破できるのではと。

世界観は頭にある

作品世界を完全に整理しているわけではない。ただ、頭の奥には断片的に存在している。理由は単純で、この妄想を十年以上繰り返しているからだ。
他作品の影響を受けては、自分が燃える展開や萌えるヒロイン像を組み込む。辻褄が合わなくなれば、また頭の中で設定を組み替える。その繰り返しが日常の一部になっていた。
この状態を「ただの妄想」で終わらせるのはもったいない。ブログを「脳のバックアップ」にしたのと同じように、小説も記録できるのではないか。

続かない理由はつぶれる

これまで何度も執筆に挑戦しては頓挫してきた。原因ははっきりしている。論理的な欠陥を許せない性格ゆえ、設定を練ることに没頭し、本編が一歩も進まない。
設定資料だけが分厚くなり、物語は空白のまま。やがて飽きてやめる。典型的な「机上の空論型」だった。
ただAIを使えば状況は変わる。設定を与えるだけで物語が生成される可能性がある。もちろん完成度は保証されないが、進行の停滞は防げる。
極端に言えば「設定だけ人間が作り、物語はAIに委ねる」という分業もできる。まずは週一回、小説執筆の時間を取り、妄想を形に変えていこうと思う。

AIでサポートできる領域リスト

1. 物語の構成づくり

  • 起承転結や三幕構成など、骨組みを即座に提示
  • 設定資料からあらすじの候補を生成
  • 脇役やサブプロットの活躍場面を提案
  • クライマックスや結末の複数案を準備

2. キャラクター関連

  • 設定から関係図を自動生成
  • キャラごとの口調や台詞サンプルを提案
  • 成長や葛藤の流れを構築
  • 名前候補を条件に応じて提案

3. 文体・表現のサポート

  • 情景・心理・アクションなど描写のバリエーションを生成
  • セリフの整合性やキャラの一貫性を確認
  • 冗長な文を削る、あるいは膨らませるリライト
  • シーン転換を自然にする「つなぎ文」の提案

4. アイデア補助

  • ミステリ・SF・恋愛などジャンルごとの構造を提示
  • 仮定法によるシナリオ分岐のアイデア出し
  • 書き詰まったときのブレインストーミング役
  • 読者層に合わせた要素追加の提案

5. 編集・推敲サポート

  • 誤字脱字や表現のチェック
  • 読点やリズムを整える修正案
  • 読みやすさやテンポ感を基準にした指摘
  • 文章量を短縮または拡張

6. メタ的な活用

  • 執筆計画の見積もり(1日○字/全体○章など)
  • 執筆中の進捗を整理・要約
  • 「これまでの話を1000字でまとめ」機能
  • 読者目線のレビュー風感想を提示

👉 まとめると

  • 「設定資料」=人間の楽しみ領域
  • 「物語生成・表現・推敲」=AIの得意領域

この組み合わせなら、十年以上温めてきた妄想を、今度こそ物語として残せるかもしれない。

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