観測ログ #20|仕組みで積み上げる資格勉強2

日々のこと

8月20日
この数週間、資格勉強をどうやって継続するかをテーマにして試行錯誤してきた。自分の集中力や意欲は日によって波があるし、ちょっとした生活の変化で勉強リズムは簡単に崩れる。前編では「実績を残すこと」を重視して、勉強のログをJourneyでつける方法を書いた。今回はその後編。未来にやるべきことをどう管理して、どうやって過去の実績とつなげるか。つまり「続ける仕組み」の完成形について。


資格勉強を続ける工夫(後編)“これから”を忘れない

前編のおさらい

資格勉強を続ける上で、モチベーションの燃料になるのは「やったことの可視化」。勉強した時間や回数をJourneyに記録することで、後から自分が歩んできた道が見える。これが案外大きい。数字やグラフに置き換わると「今日は短かったけど、今月トータルでは積み重なってる」と安心できる。
ただ、これだけだと「過去の実績の眺め」になりがちで、未来に向けた行動がぼやける。結局、毎日「次に何をするか」を忘れてしまって机に座る時間が減る。だからこそ、やるべきことを忘れない仕組みを組み込む必要がある。

タスクと予定は「未来の管理」

カレンダーに全部書き込めば管理できそうに見えるけど、実際は予定とタスクが混ざってごちゃつく。
例えば「9:00〜打ち合わせ」「15分だけ単語暗記」「夜は模試を解く」といった予定を同列に入れていくと、どれが「移動不可の予定」でどれが「自分で調整できるタスク」なのかが一目で分からなくなる。これだと結局、勉強の優先度が下がって流れてしまう。

そこで「予定=時間が固定されたもの」「タスク=いつでもできるけど忘れたら終わりになるもの」と分ける。未来の管理をタスクアプリも併用することで管理しやすくなる。

Google Tasks(ToDoリスト)

今回この「未来の管理」に使うのがGoogle Tasks。日本語表記だと「Google ToDoリスト」。
Pixelスマホとの相性が良くて、通知が出たらその場で完了チェックできる。特にPixel Watchと組み合わせると強い。通知が腕に届いて、終わったら「完了」をタップ。スマホを開かずに済むので、細切れの勉強タスクもストレスなく処理できる。

さらに便利なのは「リスト」と「サブタスク」。例えば「模試を解く」という大きなタスクを作って、その下に「問題を解く」「解答を見直す」「間違えた部分をノートにまとめる」と分解しておく。こうしておくと「とりあえず一歩だけ進める」が可能になり、タスクの心理的ハードルが下がる。

入力はGoogleカレンダーから直接できるのも地味に便利。予定を入れる感覚でタスクを追加しつつ、実際の消化はTasksアプリで行う。結果として、未来のやるべきことが一覧化される。

そして「やったこと」はJourneyに送って記録する。つまり、入力はカレンダー、管理はTasks、実績はJourney。流れがきれいに整理される。

Pixel Watch連携の実感

実際に使ってみて思うのは「スマホを開かない」ことの強さ。タスク管理アプリは開いた瞬間にSNSや通知に目を奪われて、本来の目的を忘れるリスクが高い。その点、腕に通知が来てワンタップで完了できるのは純粋に集中を守ってくれる。
勉強中に「あとでやること」が浮かんでも、その場で音声入力してToDoに放り込める。これも大きい。忘れない安心感があると、今やっていることに没頭できる。

まとめ

過去の実績はJourneyで記録し、未来の行動はGoogle Tasksとカレンダーで管理。そこにPixelデバイスを絡めることで、習慣が自動的に回り出す仕組みができる。
「計画」と「実績」が断絶しないこと。これが資格勉強を続ける上での支えになる。頭で覚えておくのではなく、仕組みに預ける。そうすることで勉強継続の負担はぐっと軽くなる。

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