観測ログ #21|ずれた時間と期待外れの戦場

ゲームのこと

8月21日。
今日はデジタルな記録と娯楽がどちらも裏切ってきた一日だった。
一方では写真メタデータの不具合で記録が思い通りに残らず、もう一方では待ち望んだ新作ゲームが期待ほどには楽しめなかった。
日常の小さな齟齬と娯楽の落差、どちらも思った以上に心に残る。

写真のメタデータが狂った瞬間

時間がおかしい記録

一昨日導入したJourneyでライフログを残していた時のこと。
動画を添付して確認すると、なぜか時間がずれている。
撮影した覚えとアプリ上の表示が合わず、過去の出来事が妙に歪んで並んでいた。
最初は自分の操作ミスかと思ったが、調べていくうちに原因はメタデータにあるとわかった。
正しく残したはずの記録が、数時間単位で前後しているのは地味にストレスが大きい。

メタデータとは何か

写真や動画に紐づく裏側の情報、それがメタデータ。
撮影日時・場所・カメラの設定、すべてが小さな文字列としてファイルに埋め込まれている。
普段は意識しないが、タイムラインに沿って出来事を振り返る時、この情報が正確であるかどうかが決定的に効いてくる。
つまりメタデータの不具合は、記憶の整理棚そのものが傾くようなもの。
「思い出の正しい位置」がずれることに、こんなに違和感を覚えるのかと実感した。

解決方法と暫定の安心

調べた末に辿りついたのは、タイムゾーン設定の問題。
位置情報を使用するオプションがオフになっていたため、アプリが正しい時刻補正をしていなかったらしい。
オンに切り替えたところ、記録のずれは直っているように見える。
完全に解決したかどうかはまだ様子見だが、少なくとも今日の記録は素直に並んでいた。
記録ツールは「信頼できるかどうか」が第一条件だとあらためて思い知らされた。

PS版デルタフォース、長い待機の果てに

待ちに待ったタイトル

かつての名を冠した新作『デルタフォース』がPS版でついに登場。
発表から時間が経ち、情報も小出しにされる中で、自分の中の期待は自然と膨らんでいった。
COD風の対戦モードに、タルコフ風の物資回収モード。
ジャンルの人気要素を掛け合わせた意欲作、そんな触れ込みに惹かれずにはいられなかった。

実際に触れてみて

しかし実際にプレイしてみると、期待と現実は遠かった。
まず一番に感じたのは「自分の存在感の薄さ」。
プレイヤー人数があまりに多いため、一人の行動が戦況に与える影響はごくわずか。
大規模戦闘の臨場感は確かにあるが、個々の選択が意味を持たないのは虚しい。

さらに拍車をかけるのが乗り物の強さ。
歩兵がせっせと動いても、強力なビークルが暴れまわれば一瞬で盤面がひっくり返る。
戦略性よりも「持っているかどうか」が勝敗を分ける構図に冷めてしまった。

嬉しさと失望の同居

とはいえ、久しぶりに4人でボイスチャットを繋ぎながら遊べたこと自体は大きな喜びだった。
ただ「友人と一緒に遊べる楽しさ」と「ゲーム自体の出来の物足りなさ」が同時に存在し、感情は複雑に揺れた。
「もっと面白いはずだ」と待っていた分、その落差が余計に痛い。
久しぶりに感じた「期待外れ」の感覚が、逆に強烈に記憶に残りそうだ。

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